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秋の連続投稿チャレンジで描く、秋のイラスト

雑記
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こんにちは、工房画房 一点物工芸師の甕邨(ようそん)です。

今回は、noteさんで開催されていた「秋の連続投稿チャレンジ」に参加して制作した、秋らしいイラストの制作過程についてまとめてみました。ちょうど新しい絵の具を購入したので、その使い心地を試しながら、秋の風景を描いてみる良い機会になりました。

使用画材とイラストの下準備

今回の作品は、水彩紙のポストカードサイズに描いています。

普段はキャンバスボードに描くことが多いのですが、今回は新しい絵の具「水干絵具(すいひえのぐ)」を使いたくて、ボードではなく紙を選びました。実はキャンバスボードで試してみたところ、うまくいかず一枚台無しにしてしまったのです。

新しい絵の具は吉祥さんのチューブ絵具で、水干絵具は「泥絵具」とも呼ばれる、土などの自然素材を原料とした画材です。

通常は膠を使って固着させるのが一般的ですが、このチューブタイプはそのまま水で溶いて使えるので、手軽に水彩絵具のように扱えます。

描画のプロセス

最初は軽く下描きの線を引いてから、全体を大まかに塗り潰しました。

普段アクリル絵具に慣れている私にとって、水干絵具は少し扱いが異なるため、発色の美しさを活かしながら、秋の情景にふさわしい色合いを試行錯誤しました。

絵具セットの使用感

吉祥の24色セットには膠が付属しており、新規購入者にも使いやすい仕様になっています。36色セットもありますが、24色セットは色のバランスが良く、秋の色彩表現には十分でした。必要に応じて、足りない色を個別で買い足しても良さそうです。

仕上げと最終調整

暗い色を加えることで全体の印象が引き締まりましたが、若干暗すぎたかもしれません。完成後、グラフィックソフトを使って少し明るさを調整し、秋の深まりを表現するために陰影を強調しました。吉祥の水干絵具は美しい発色で、特に秋の景色にはぴったりです。ただ、アクリルとの併用は少し難しく、アクリルの上に水干絵具を重ねる方法で試してみるのも良いかもしれません。

完成したイラストは、画像をクリックしてダウンロードも可能です。秋の風景が皆さまの心に少しでも響けば幸いです。

EPSON MFP image

最後までお読みいただき、ありがとうございました。これからも新しい挑戦や制作過程をお届けしますので、次回の更新もお楽しみに!